神奈川県内で２件の悪質業者による被害で警察沙汰
日本屋根経済新聞による記事によると
我が全瓦連・湘北組合エリア内で一件
湘南エリアで一件
その事例は、19坪程の屋根葺き替え工事で、古瓦を下ろしてガルバリウム屋根材に葺き替えしたらしい
重い屋根から軽い屋根へ替えるはよくある手法
ここまでは良しとして
費用はなんと１６０万円
我々全瓦連加盟店の通常工事金額の倍
被害件数は昨年より１０％近く増えているそうだ
高過ぎるのも問題だけど、逆に安く引き受けて手抜き工事をするケースもあり、これも大問題
５日前に葺き替え工事を完工したお客様の屋根も、屋根の知識を持たない何処ぞの某がスレート瓦の屋根をコーキングべったべったにして、微妙な金額を取って去って行った
『このままだと雨漏りするから早く何とかしないと』
が、偽り者の決まり文句
奥様もこの言葉で惑わされてしまった
それから５年以上、屋根を見る度にストレスになったそうだ
でも、もう大丈夫
施工後も我々が見守っているから安心して下さい
物事の基準には常識的な適正がある
まず適正価格が知りたければ、数社の相見積を取る事でしょう
色々な話しを聞きすぎて迷ってしまったりする事もあると思う
判断基準は屋根材の価格、施工内容、施工する職人のクオリティ、会社のサービス、一番大事なのは担当者の状況判断
診断内容によって工事金額も大幅に変わってきます
我々にとっては長年培った経験と実績が活かせる一つのポイントになりますが
物理的に問題がなければ、使える物を活かそうと考えるのがプロの発想
例えば、陶器瓦なら半永久的に使えますからね
以上が基準になるでしょう
そして最後はご自分の目で決める
無理を言って優良な工事店を逃してしまう
これもまた(注)