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ガイドライン工法とは

ガイドライン工法とは、徹底した「安心・安全」を追求した最新の工法です。

古来、雨を漏らさず長持ちする美しい瓦屋根作りの技術は、専門の屋根工事者ならではのものでした。
この匠(たくみ)の技術に、最新の科学の力が加わったのがガイドライン工法です。
「建築基準法」の性能規定に対応し、屋根の平部の耐風性能と棟部の耐震性能など、屋根の性能を初めて科学技術的に示しています。

専門工事業者だからできる、瓦屋根標準設計・施工ガイドラインに基づいた安全・安心・信頼できる工法です。

阪神大震災で、もっとも激しい地域では0.83の揺れを観測しました。
このクラスの地震はめったにありませんが、
木造2階建ての屋根は地面の1.5〜2倍も揺れるのです。
そのため、数々の厳しい実験を繰り返し、
1Gに耐えられるガイドラインの棟工法を制定しています。
(1Gは呪力加速で度です。)

 

詳しくは:ガイドライン工法について(社団法人全日本瓦工事業連盟)

陶器瓦の場合

葺き直し・棟積み直しが必要な屋根の状態とは…

・雨漏りがする ・瓦がずれてる ・漆喰が落ちている ・地震の心配
陶器瓦(和型・S型・平板・等)はほとんど一生涯使えます。しかし瓦の下で使用されている防水シートの縮みや切れ、
瓦を留めている瓦桟木(木材)の腐食がある場合には交換が必要になります。また防水シートの縮や切れなどと並行して、
瓦と瓦の間に溜まったゴミやホコリなどが雨水をよび込み、雨漏りへとつながることがあります。
これらは外観では確認できないため、専門家の診断が必要になります。

棟部については、棟瓦を固定するために使用されている粘土や漆喰は10年が過ぎると強度がなくなり、
剥がれたり崩れたりします。また棟部分に銅線が使用されている場合は、酸性雨などの影響により銅線が切れ、
棟瓦がずれたり落下したりします。この様な状態が確認できる場合は、葺き直し・棟積み直し工事が必要となります。

葺き直し・棟積み工事とは、現在している陶器瓦を「再利用」し、不良のある部分を改修する工事のことです。
(※最利用可能な屋根材は陶器瓦と一部のセメント瓦のみ。)

STEP1

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施工前
従来工法の屋根から、新たにガイドライン工法で葺き直します。

STEP2

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既存の屋根瓦を一枚一枚清掃しながら解体撤去していきます。

STEP3

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防水シートの経年劣化
雨漏りの後など、屋根の異常を確かめます。

STEP4

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瓦をすべて外した後は下地の清掃、ゴミやホコリをすべて取り除きます。

STEP5

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耐水性に優れた屋根防水シートを葺き、防虫防腐加工の施した瓦引っ掛け桟木を取り付けます。

STEP6

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スズメなどの野鳥や害獣が侵入しないよう、軒先部分に防火用軒先面戸を取り付けます。

STEP7

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平部の桟瓦を取り付けていきます。平伏せの際、桟瓦に釘止めをするための釘穴をドリルで揉みながら葺いていきます。

STEP8

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桟瓦一枚一枚すべての瓦をステンレス釘で固定します。すべての瓦を固定することで、地震の揺れで瓦がズレたり、台風時などに発生する突風や強風での瓦の捲れあがりを防止します。

STEP9

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ヒビの入った瓦や割れているかわらなど、すべての瓦を一枚一枚チェックしながら葺いて行きます。

STEP10

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耐震・耐風対策として、軒先瓦をステンレスビスで固定します。

STEP11

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耐震・耐風対策として、ケラバ袖瓦をステンレスビスで固定します。

STEP12

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棟部の施工
耐水性に優れた屋根用南蛮漆喰を使い、棟瓦のし瓦を一段一段積み上げます。土を使わず南蛮漆喰のみで仕上げますので、漆喰が剥がれ落ちたりすることはありません。

STEP13

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耐震・耐風棟積み工法
棟用強化金具を野地垂木にめがけ設置、金具にたいして鉄筋を固定します。固定した鉄筋にステンレス線を絡げ、棟瓦は一枚一枚ステンレス線で内部緊結します。棟自体がすべて一体化することにより、地震の揺れに強い棟となります。また、固定する番線が露出しないため、酸性雨対策にもなります。

STEP14

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露出した漆喰の面戸部分を磨きを上げ、棟部の完成。

STEP15

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割れている瓦やヒビの入った瓦がないか再度確認し、屋根の清掃、雨樋の清掃、建物の周辺の清掃を終わらせ、完了となります。

陶器瓦は日本の四季、日本の風土に適した屋根材です。
江戸の時代から普及し、現代へと受け継がれる陶器瓦、社団法人全日本瓦工事業連盟が推進するガイドライン(耐震・耐風)工法で、付加価値のある安心と安全を手に入れましょう。

荻窪屋根工事は「瓦屋根基準設計・施行ガイドライン」の要求事項に適合する施行を行うために、講習会において良質な瓦屋根の提供に資する知識および施行技術の研修課程を修了した工法管理責任者が在籍している工事店です。