雨漏り改修・耐震・耐風工事

⑴下屋根・玄関屋根の雨漏り葺き直し改修工事

一時期飛び込みの営業で出回った、コーキングを付着させる、ラバー工法とかいう悪質な工事

陶器瓦の設計上、目地などをこの様なコーキングなどでふさいでしまうと、自然に切れていくはずの水が堰き止められ、棟内部へと侵入し、雨漏りへとつながります。

下屋根 コーキングが付着した棟部

壁際の土居熨斗部もコーキングが付着しています。

内部へと侵入した雨水が、防水シートの傷や穴へと流れ込み、雨漏りへとつながります。

この様にコーキングやスポンジが付着した瓦は再利用が出来ません。

雨漏り箇所を調査します。

防水シートを貼り替え、雨漏りの処理をし、瓦を葺き直します。

 

コーキングが付着した瓦は撤去処分し、新しい瓦を使い、耐震・耐風工法で棟を積みあげていきます。

棟部の芯に金具を設置し、鉄筋を固定させ、棟熨斗瓦・棟丸瓦を一枚一枚全てステンレス線で緊結していきます。

下屋根仕上がり

⑵上屋根・耐震耐風棟積み替え工事

やはり下屋根と同じ様に、コーキングが付着しています。

コーキングが付着した、棟瓦と桟瓦

施工も中途半端

鳥などによる被害

下屋根と同じ様にコーキングが付着した瓦は再利用が出来ない為、新しい瓦を使います。

上屋根も同じ様に、耐震耐風工法で棟を積んでいきます。

上屋根仕上がり

これで元の屋根に戻りました。
施主を騙し、屋根を穢す様な悪質な真似はやめて頂きたいですね。